モンゴル ―石炭の国ー

6月末、モンゴルに行ってきた。ちなみに私は年5回ぐらいのペースでモンゴルに行っている。自分は仕事で日本政府による途上国でのCO2削減制度に関わっており、モンゴルはこの制度で協力していくことになった第一締結国だからだ。大学の時も含めると、今まで合計9回にモンゴルに行ったことになる。今回は、このモンゴルについて少し書いてみたい。モンゴルの人口は全体で300万弱である。これは、横浜市より少ない。その一方で、国土面積は日本の4倍ほどあるのだから、その広さは羨ましい限りである。人口がこのレベルだから経済大国とはいかないが、GDPだけを見れば2桁成長が当たり前の、超成長国である。ただしその経済の多くを鉱物なの資源輸出に頼っている側面は否めない。モンゴルは銅などの鉱物がが取れ、石炭も豊富にあるのだ。

私の仕事は、この石炭のためにあると言っても過言ではない。モンゴルはエネルギー供給の95%以上を石炭に依存している。特に冬場は零下40度あたりまで下がるため、首都ウランバートルの発電所では石炭をガンガン燃やし、電力と熱を供給する。学校、病院などの公共施設では敷地内にHOB(Heat-only Boiler)と呼ばれるボイラーがあり、常に石炭を燃やしている。さらにウランバートル郊外では、半分スラムのようなゲル(モンゴル式テント)があり、それぞれのテントで生活のために石炭を燃やす。そんなこんなで、冬場のウランバートルは石炭の大量消費により、大気汚染がものすごい事になる。そのひどさは、北京をしのいで、アジア2位(一位はイランのどこかだったと聞いている)と言われている。

石炭はついでに、CO2大量に出すわけで、だからこそ上述のような日本政府の制度が歓迎されるわけである。ちなみにモンゴルは、第二次大戦時は日本と戦った仲であるが、非常な親日国である。仕事で会う相手にも、日本語を話せる人は少なからずおり、日本留学経験者も多い。日本はこのような国との関係を大事にしていくべきだろう。先日、安倍首相がわざわざモンゴルに足を運んだのは、正解だと思う。

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写真は、石炭を燃やすゲル。また別の機会に、色々書きますね。

 

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