OECDの日本経済への勧告

OECDの対日審査報告書が発表された。対日審査報告書はとは、OECDが加盟国に対して行なう経済審査で、1,2年ごとに行なわれる。この報告書は、日本政府自身が承認しないと出版されないので、これが出版されたということは、外交上、日本がここに記述されて射る内容を認めたということである。概要はこちらを参照。http://www.oecd.org/dataoecd/6/5/47651437.pdf

自分が関わっていたわけではないのだが、自分の国に関することとして読んでみると結構面白い。もっともメディアの注目を浴びているのは「消費税20%」のところであるが、GDP比200%という借金を考えれば当然といえるかもしれない。

消費税アップ、というと大抵の人はいい顔をしない。自分だって、消費税はできればあがって欲しくない。1万円のモノを買ったら税金500円のところが、2000円になるのは正直嫌である。しかしこのまま借金を増やし、社会保障費を削って、自分の祖父母や両親が年金を受け取れなくなったり、医療費の自己負担が増えていくのもやはり嫌である。どちらがましかと言われれば、私は前者の方を選びたい(社会保障費については自分は素人なのであしからず)。ただし、欧州のように、生活必需品(食料など)の税金は据え置く、というのがもっとも妥当かと思う。 

そもそも、日本の税率は、先進国の中でも最低水準なのである。

税収のGDP比
日本は下から7番目。日本の下には、オースラリア、韓国、米国などだけ。トルコ、チリ、メキシコなども低いが、日本と比較するのは若干違う気がする。

つまり、税金を無駄遣いすると言う以前に、絶対的に税収が足りていない、ということがおそらく言えるのである。震災の復興も考えると、消費税を上げるのは至極妥当な選択肢に思える。

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OECDの日本経済への勧告 への4件のフィードバック

  1. みやた より:

    対日審査報告書に合わせて、4月22日付日本経済新聞朝刊の経済教室にOECDトップの論説が載っていたぞ。

  2. うーけん より:

    おお、事務総長のアンゲルか。彼はめっちゃノリが良いぞ。

  3. みやた より:

    同日付日経朝刊1面の紙面枠の大半は、震災対策の第1次補正予算関連の記事で埋まっていた。
    OECDの記事(事務総長にインタビューしました記事)も1面の中部に載ってはいたけど、目立ってはいない。

    税制改革の話もあるので、震災がなければもう少し目立って取り上げられたかもしれないが、今回の報告の世間認知度は高くない。惜しいな。

  4. ショタ より:

    一方俺は、大阪のお客さんに謝りに行くため新幹線に乗り込んでいた。

    うーけんの話はスケールが大きくて、これが大学同期のうーけんなのだと
    たまに分からなくことがあるぜw

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