中国とOECD

OECDは先進国=金持ちクラブ、とも言われている。先進国はもちろん世界への影響力は大きい。だが、先進国以外にも強い影響力を持つ国が出現してきている。中国はその最たる例である。
OECDは、中国などの新勢力の台頭に少なからず危機感を抱いている。このような非OECD国の影響力が増せば増すほど、先進国の集まりであるOECDの影響力が小さくなるからだ。代わりに強くなるのは、新勢力を巻き込んでいるG20などの影響力は大きくなる。
これに対抗するために、OECDは2つのことをしている。1つは、中国をOECDの活動に巻き込むこと。例えば開発援助委員会(DAC)は、中国とのスタディグループを設け、共同会議を行ったりしている。これは、中国のアフリカなどへの援助の影響力が馬鹿に出来ないからである。
もう1つは、G20などの組織と緊密な協力関係を築くことである。例えば前回のピッツバーグのG20会合では、コミニュケ(声明文書のこと)にOECD(とそのほかの国際機関)に、「エネルギー補助金に関する分析」をするように求めている。
ただ、OECDは中国をメンバーとして加えることを考えているのかどうか。OECDは国連とは違い、一定の条件(民主主義や市場経済が確立されている、など)を満たさないと加盟を認められない。それらを考えると、中国はまだ条件を満たしているとはいえない。しかし、関係を強化したいことには間違いがなさそうだ。

OECDはこの先中国とどう関わっていくのか。もっと言えば、世界は中国とどう関わっていけばいいのだろうか。残念ながら今答えは出せない。でも、考えてみようと思う。

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